加計学園問題について、文科省の職員から情報が出たことを、文科省副大臣の義家とやらが「公務員守秘義務違反」にあたると主張しているようです。
(上記記事の写真は非常に「真を写す」写真というものの能力を遺憾なく発揮しており、まさにこの副大臣の悪辣さ、愚劣さをそのまま写し出しています)
当然のことながら、識者やマスコミからも大きな批判を受けていますが、どうもこのところの政権与党の政治家のあらゆることに対しての態度には常識等々すべての人間の備えておくべきものが欠如してきたようです。
公務員には知り得た情報をみだりに漏らさないという義務が課せられているのは当然のことであり、これはあくまでも「国民の秘密」を「知り得る立場だから」こその規定です。
したがって、「守るべき秘密」というものは国民の情報です。
それは、政治家や官僚などの政治担当者の不正や過失を覆い隠すためのものではないのはもちろんであり、そのような事実があれば進んで公表しなければなりません。
他にも国会で絶対多数という状況に慢心した自民党の言動行動は数知れず、取り上げるのも嫌になるほどですが、ここであきらめてはいけないのでしょう。