先月半ばに世界中で猛威を奮ったランサムウェアによるサイバー攻撃についてのものです。
これにより世界中の大企業を始め、国家組織すら被害を受けました。
まだ実際に攻撃した犯人は判明していないようですが、賀茂川さんによればそのランサムウェアを作成したのは、アメリカのNSA(国家安全保障局)だということです。
かの、スノーデン氏も所属していたNSAですが、世界中の通信を盗聴するような活動をしているとともに、このようなランサムウェアすら開発しているのでしょう。
それがハッカーに盗まれるという失態を演じ、しかもその使用を許してしまったことになります。
マイクロソフトの社長が「ランサムウェアを盗まれたのはトマホークが盗まれたのと同じ」とNSAを非難しているということなので、間違いないことでしょう。
賀茂川さんはこのようなことに手を出すアメリカ政府というものに対する批判で結んでいますが、私はそれ以上に気になることがあります。
IoTという、何にでもネット連結を進める風潮が蔓延していますが、これらの安全性はどうなんでしょうか。
自動車が暴走させられたという話もありますが、他にも重大な産業機器などに危険が予想できます。
あまりにも便利ということは、あまりにも危険ということにもなりかねないと感じます。