昨日の国会審議での民進党議員の質問に答えたという安倍クン(もはや首相とか宰相とか呼ぶ気もなくなってきた)の答弁を報道で見て、衝撃を受けました。
私はこれまでの安倍クンの政権運営(というか、騙しの手口というか)を見て、これは相当周到に考えられた人心掌握法を駆使した闇の帝王のような人物かと、批判はしながらも一定の敬意をもってそのやり口を見てきたつもりですが、どうやらとんだ勘違いのようです。
民進党議員が夫人と籠池側との関係を「ずぶずぶ」と表現したのを捉え、「そんな品の悪い言葉を使うから民進党の支持率が低い」といったことを言っているようです。
もしかして、「自分の支持率が高いのは政策が良いからだと勘違いしてる?」
何か、唖然とさせられるような言葉でした。
アベノミクスという子供だましのごまかしで馬鹿な国民の票を取っていても、いずれは化けの皮が剥げるからそれまでの間に安保関連法案や改憲を終わらせてしまおうという思惑の政権運営で、それが怪しくなってきたらちょうどうまい具合にトランプ政権ができたのでその対外政策に乗っかって朝鮮不安を掻き立てて支持率を上げているだけの張り子政権が、それを自覚していないとは。
悪党は言え、その悪魔性の深さに感心して、「稀代の名総理として名を残す方法」までご披露したのに。ただのバカだったとは。
あまりのも落胆が大きく、しばらくは政治ネタには近寄る気力がなくなりました。
もう、日本がどうなっても知りません。