賀茂川さんの今回のブログ、トランプのキーワード「米国第一主義」ずばりそのものです。
しかし、そこで主張されている中の「アメリカ」というのがこれまでの政財界の支配階級の「アメリカ」ではなく「アメリカの労働者」であろうという指摘です。
その意味を汲み取っているためか、ここでの賀茂川さんのトランプに対する姿勢は、非常に好意的であると感じます。
そして、反トランプ運動というものも、これまでアメリカを支配してきた「1%」の者たちの指導によるものという解釈です。
どうもここのところは、賀茂川さんの思い入れが過ぎているのではないかと感じます。
トランプが本当に労働者のための政策なんてやるはずないじゃんというのが、率直な感想ですが。
なお、記事中にはアメリカの軍事政策も転換し、これまでのような海外に対する過剰な戦争政策も取らないのではという、賀茂川さんの期待のこもった観測も書かれていますが、本日のニュースによれば軍事予算を「歴史的に」増加させるという発表をしています。
ここも、期待はずれになりそうです。
確かに賀茂川さんの主張のように、これまでのアメリカの政権が取ってきた政策というものは邪悪なものでしたが、トランプ政権というのもそれを正すという行動は取りそうもないと思いますが。