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爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「つい他人に自慢したくなる 無敵の雑学」なるほど倶楽部編

読書記録

出張帰りの電車の中などで読み飛ばすのにちょうど良いような造りの本です。

おそらくこれもそんな時に買ったのかもしれませんが、覚えていないくらいのものです。

 

しかし、その編者、なるほど倶楽部という匿名集団ですが、なかなかの博識の方々が集まったもののようで、明らかな誤りといったものもそれほどはないようです。

 

では、一応その中で博学多識の?私でも知らなかったというもの、これはちょっと間違いというものをいくつか挙げておきます。

 

★人の名前のうち、「姓」というもの、各民族によってその性格は相当違うものですが、

世界中でもっとも多い姓は中国の「李」だそうです。

中国人の7.9%が李で、最新統計で中国の人口は12億8千万ですから、なんと李さんの人数は1億人以上とか。

第二位は「王」第三位は「張」で、こちらも人数は同じほど居るようです。

ほとんど個人識別の助けにはなりません。

 

 

★サンマ(魚の)の学名は「コロラビス・サイラ」だそうです。

本書によれば、日本でも関西ではサンマのことを「サイラ」と呼ぶ地域があるそうで、これは「学名からとったものかも」と記されています。

 

これは間違いですね。

wikipediaによれば次のようになっています。

 

属名 Cololabis は、ギリシア語の「kolos(コロス、意:short、短い)」とラテン語「labia(ラビア、意:lip、)」を合成したもの。種小名 saira は、日本語での一古称であり紀伊半島方言名である「サイラ(佐伊羅魚)」に由来している。

 

つまり、因果関係が逆で、「日本でサンマのことを「サイラ」と呼ぶのでそれを学名にした」というのが正解です。

 

まあちょっと考えても、「学名」なんていうものが一般に知られることがあるはずもないですし。

 

 

★「おひさまのニオイ」の正体はなにか。

2001年に化粧品メーカーのカネボウが解析し、アルデヒド脂肪酸、アルコールなどの混合した香りであることを確かめたそうです。

 

 

★石油を採掘した後に空洞はできるのか?

という項目に関連し、「30年前に石油はあと40年でなくなる」と言われたが今でもやはり「あと40年」と言われているのは、次々と油田が開発されているから。と記されています。

 

これは、私のブログでも何度も書いているように、実は「新規油田の発見量が激減しているのでやがて無くなる」というのが正解です。

これまでのところは幸運にも(本当は人類のためには不運だったのですが)次々と油田が見つかってきましたが、その潮流も1970年頃から変化しています。

そこを故意に無視して「まだ大丈夫」と言っている人が多いようです。

 

まああまり正面から間違いを批判するような本でもありませんので、この辺にしておきます。