昨年11月にインドで起きた大騒動、突然高額紙幣の流通を禁止という無茶苦茶な法律施行というものだったのですが、賀茂川さんによればアメリカの差し金だったようです。
インドのモディ首相の公式の発言によれば、この政策は闇資金の摘発や汚職の根絶という目的だということでしたが、実は強制的にキャッシュレス社会へ移動させようということだったのです。
しかし、一般庶民など90%以上の国民が現金決済しかしていない社会でいきなりキャッシュレスというのもひどい話です。
この政策施行に実はアメリカの国際開発局(USAIDA)が絡んでいたということです。
それ以前にすでにインドの財務省とデジタル決済推進を宣言していたとか。
アメリカの思惑はドルの比重が下がり続けてもほとんどがアメリカ資本のカード会社(マスターカード、VISA等)の支配を続けさせればアメリカの地位は安泰ということです。
庶民に大変な苦しみを与えても平気な顔で突き進むのがアメリカの世界戦略ということでしょう。
賀茂川さんはこうした事態が日本でも起きないという保障は何もないと書いています。
実際、終戦直後の混乱期とは言え預金封鎖という事実上の財産没収が行われました。
いざとなれば何をするかわからないのが政府です。