トランプ大統領の暴走は止まりません。
イスラム教国やアフリカの7カ国の人々のアメリカへの入国禁止令を突然施行、空港で拘束されたり送還されたりと、大変なことになっています。
5歳のイラン人の男の子も拘束されたとか。もうまともな政府の体をなしていない状況になっています。
これに対し、アメリカ国内でも多くの人々がデモをしており、また国外でも非難の嵐が起きています。
また、各国首脳も非難の声明を次々と発しています。フランス・オランド大統領、ドイツ・メルケル首相に続き、先日仲良く会談をしたイギリスのメイ首相も続きました。
これに対し、誠に情けなく恥ずかしい対応をしているのが我が安倍首相です。
国会で野党などからその件を質されると、「コメントする立場ではない」と口を濁すばかりです。
まあ、ヨーロッパのアメリカの同盟各国はアメリカの行く末を心配すればこその苦言でしょうが、日本は同盟とは名ばかりのアメリカ属国ですから、間違っても非難などできないという事情であれば、「コメントする立場ではない」のは当然でしょう。
その点、実に正直な首相ではあります。
テレビ報道のコメンテーターの中には、4年間の任期を全うできるかどうかよりもその間に大きな戦争などの事態に至るかもと危機感を表している人も居ました。
事態は非常に悪化し切迫しているようです。