あまりスポーツネタは書かないんですが、相撲は好きで毎日上位の取り組みは必ずテレビで見ています。
昨日の相撲では、稀勢の里や白鳳の優勝争いもさることながら、大関琴奨菊の負け越しというのが興味の的でした。
しかし、相手が今場所好調の関脇玉鷲ということもあり、双方真正面から当たったものの玉鷲の強烈な押しに為す術もなく押し出され、琴奨菊の負け越し決定。
先場所も負け越しのために二場所連続ということになり、大関からの陥落が決定しました。
思えば、ちょうど一年前に琴奨菊は優勝、それが日本出身力士としては久々であったために大きなニュースとなりました。
その後の出身地での祝賀バレードの様子や、翌場所での横綱挑戦の様子も印象の強いものでした。
わずか一年でこの姿とは、力士の力の衰えの速さにも驚きます。
それにしても、対戦後のインタビューで倒した当の玉鷲が、「涙が出そうになった」と語っていたそうです。
相手に同情されるようではお終いとも言えますが、長く活躍してきた力士の最後近い姿にはやはり哀れを覚えます。