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爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「他県の大学進学はデメリット?」一般紙掲示板サイトに見る意識

読売新聞のネットサイトに、「発言小町」という掲示板サイトが有り、そこでは様々な問題に対してのコメントが数多く書かれています。

そこに最近挙げられている話題が「息子が他県の大学に進学しようとしているがメリットがない」というもので、多くのコメントを集めています。

 

このサイトはどうやらほぼ20代から30代の女性の参加者が多いようで、その人々の意見が最も多いのですが、中にはその親世代とみられる発言も出ています。

ただし、発言者が実際にその年代であるかどうか、また実体験に基づくのかどうか、かなり怪しいもので、「なりすまし」も多いのではないかと見ていますがどうでしょうか。

 

他県への大学進学はデメリットが多い : 生活・身近な話題 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 

この発言者もちょっと怪しい点はありますが、一応息子が大学進学をする年代の親ということですので、50代くらいということでしょう。

「県外の大学に進学したがっているが、そうするとどうせそのままそちらで就職しほとんど家にも帰ってこなくなり親としてメリットはない」という意味の発言で、それに対しては多くの反対意見と少数の賛成意見が寄せられています。

 

反対意見はだいたい、「子どもにとっては家を出ることがメリット」「親としてのメリットだけを考えていては子どもが幸せになれない」といった論調です。

賛成意見では「子どもには近くに居て欲しい」「老後が心配」という発言主の意図に沿ったものが多いようです。

 

これはちょうど最近読んだ「学歴分断社会」(まだ書評は出していません)の論旨とも密接に関わってくる内容です。

東京に出ていって大企業に入るか、地元で就職して親元に残るかという選択ですが、これが学歴階層にも影響を受けるということでした。

 

地方在住者にとっては(ただし子どもを大学に進学させる程度の経済状態の家庭に限られますが)重要な問題であり多くの人が悩んでいるのは確かでしょう。

 

地方でも十分な収入が得られる職が豊富にあればそちらを選ぶことも可能でしょうが、現在の方向性はさらにそれを困難にするばかりです。

 

ただし、子どもを地元に就職させれば同居はせずともしょっちゅう帰宅し、老後も安心というのはあまりにも楽観的であり、そうは行かない例が無数にあります。

 

我が家の子ども二人も、大学は県内に進学したものの、就職にあたっては県内にはほとんど企業もなく、否応なしに全国版大企業を目指して入社、家からは遠く離れた所に住んでいます。

まあ、家に居たところで無職やバイトで低収入でも困ります。元気で働いて稼いでもらうのが一番と思っています。