トランプ次期大統領がプーチンロシア大統領とエールの送り合いをしているなどという他愛もないことは報道されていますが、本当は現在は米ロ関係は最悪というのが賀茂川さんの指摘です。
欧米や日本の報道機関はロシアの軍備増強がその原因だと報じていますが、実はロシアのすぐそばにまでアメリカがミサイルシステムを設置しており、それに反応してロシア側も対抗処置を取っているとか。
アメリカはさらに新型原爆のテストも行なっておりその配備も進めば核兵器増強も始まるでしょう。
私も前から繰り返し書いているように、まったくコスト無視のシェールガス生産の開発が止まらないのもロシアの主な財源であるガス・石油価格を暴落させるためだろうと考えています。
兵糧攻めで屈服させるのはなかなか簡単には行かないでしょう。
苦しめれば苦しめるほど、賀茂川さん指摘の核兵器の偶発使用といった状況が起こりかねない事態にもなるかもしれません。
本当にどうなるか五里霧中ですが、トランプのロシア政策がこの状況に変化を与えるかどうか、見ものです。
もしかしたらこれまでの最悪大統領との見方を大逆転してくれる可能性もないとは言えないでしょう。