爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

日経BPネットにて、経済コンサルタント小宮一慶さんが「参院選後日本はデフレになる」という記事

(もう政治関係の発言は止めてしまおうとも思ったのですが、やはり黙っていられない状況です。少しは思考力の残っている人も居るでしょうからその人達に向けた発信は続けましょうか)

 

日経BPネットの記事に、経済コンサルタント小宮一慶さんが「参院選後日本を襲うデフレの危機」という記事を書いています。

www.nikkeibp.co.jpまさに小宮さんが危惧されている通りの状況になっていくように思います。

 

安倍政権は何度もの国政選挙ですべて経済政策のみを争点とする選挙政策を取りながらそれで勝利すると経済政策などはどこへやら、やりたいことばかりやっています。

 

記事中にもあるように、2013年7月の参院選挙の後には特定秘密保護法、2014年の衆院選挙の後には安保関連法を通しました。

そして、争点だったはずの経済政策は「異次元緩和だけ」というのが実態です。

その結果、自分たちがやりたい政策は完成したものの、経済は停滞に近い状態です。それを「道半ば」などと言い訳していますが、よくこんな状態で有権者を騙せたもんだ。

 

小宮さんはもうすでに日本経済はデフレ状態になっていると考えています。

消費者物価指数のマイナスが続いていますが、政府日銀は原油安のせいだと言い訳しているものの、それ以外の分野でも起きているようです。

 

こんな状況で、政権は憲法問題ばかりに向いているようです。このまま行けば経済での大失敗につながるでしょう。

本物の経済政策がなければダメだというのが小宮さんの結論でした。