賀茂川さんのブログ最新記事は米中戦争の可能性についてです。
同様の内容をこのブログでも半年ほど前に書いておりました。
賀茂川さんの危惧の通り、アメリカと中国の緊張は高まっており、尖閣諸島などでの軍事的な挑発は明らかに日本の領有権を試すためというよりアメリカの本気度を探っていると考えたほうが妥当でしょう。
さらに、中国はアメリカ国債の最大の購入国になっています。つい最近までは日本がその地位だったのでしょうがいつの間にか追い越されました。
これまでも日本がアメリカ国債売却をほのめかしただけでもアメリカから手酷い脅迫をされたようです。しかし、中国となればその脅迫が通じるような相手ではありません。
いよいよとなれば米国債大量売却で一気にアメリカ没落という手段もあり得るでしょう。
これこそがアメリカとの事実上の軍事同盟となった日米関係の最大の危険性でしょう。
もちろん、賀茂川さん指摘の沖縄の核兵器への攻撃という可能性も大きいでしょうし、直接の軍事衝突となれば間違いなく日本などが戦場です。
それのどこが「日本を守る」ことなんでしょうか。あまりの論理破綻ぶりには落胆するばかりです。