爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

株価下落にいつものおバカ発言

原油安と中国経済不安のために株価の下落が続いていますが、政府担当者が例によって「日本の経済は堅調であり株価の下落は心配ない」との発言をしています。

 

いつも通りの発言ではありますが、そもそも日本経済の好調さ?って株価の上昇だけだったんじゃないの。

それが無くなったら元の木阿弥、浮かれた分だけさらに悪くなるんじゃないですか。

 

この株価の動向で、これまでのアベノミクスとやらの本質もよほど鈍い人たちにも分かるでしょう。

 

日銀を巻き込んでのトンでもない金融緩和で円安に転じさせ、それで割安感を得た海外投資家(ほとんどオイルマネー)が日本株の買いを始めたのが株価上昇の本質でしょう。

それで儲けたほんの一部の投資家だけが好景気感を沸き立たせただけで、実質なんて何にも無かったでしょう。

 

これがオイルマネーの一気の低下で日本ばかりでなく世界全体の株式も下落すればアベノミクスどころではなくなるのは明らかです。

 

ついでながら、アベノミクスの本当の目的も、議席を確保できている間に安保法制通過や憲法改悪を目指すということも見えて来たでしょう。

 

いくら愚かな日本の有権者でもそろそろ気が付いても良いでしょう。