爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

あまりにもひどい政権の思い上がり 報道規制を言い出す

NHKテレビ朝日に対する介入や、首相のお気に入りメディアとの癒着などこれまでも取り上げてきましたが、またさらにひどい事件が起きています。
自民党の若手研修会で作家の百田とかいうのと、参加議員がいろいろとマスコミ批判を繰り広げ、沖縄の新聞はつぶせとか、言うことを聞かない新聞は規制とか、言いたい放題だったようです。

あとから何やら言い訳をしているのも恥ずかしい限りですが、安倍が増長するのは判るにしても(理解できるという意味ではありません。彼の立場ならそういう行動を取るのだろうということが分かるという意味です)取り巻きの若手などが増長するなど、腹が立つなどと言う程度のものではありません。しかもあの作家と言うのはなんですか。単に安倍のお友達というだけではないのですか。
しかも、報道機関に対する暴言など、あってはならないことでしょう。

ここでも何度も書いたことですが、あの選挙の自民党の圧倒的多数を取らせた国民は「何を期待して投票したのでしょう」。安保法制整備を期待したのも皆無ではないでしょうが、おそらく1割もいないでしょう。ほとんどの国民は景気上昇を期待して投票したはずです。(それはまったくの間違いだということも何度も書きましたが)
それはどうなっているのでしょう。やったことは大企業と株式投資家に金が入るようなことをしただけで、大部分の国民にはわずかなおこぼれが入ったにすぎません。これだけであとは自分の好きなことだけやっていていいのでしょうか。

もう一度、日本の先人のこういう場合に最適の言葉を挙げておきます。「驕れるものは久しからず」