爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

行ったことのある都道府県 兵庫県

兵庫県も仕事で行っただけのところだったのですが、最近になって子供が二人とも就職して兵庫県に住むということになり、今後は関わりが深くなりそうです。

今のところは兵庫県内で行ったことのあるところは、有馬温泉、神戸市内、姫路城、淡路島といった程度です。
有馬温泉にはだいぶ前に仕事で行きました。仕事とはいっても関係していた学会の研究会がそこで開かれたので出席のためです。
学会と言ってもそのメンバー構成などはそれぞれかなり異なり、研究所勤務当時に関係していた学会の中では、このとき出席した薬品の作用を扱う学会が一番資金潤沢でした。メンバーに製薬会社が多かったためでしょう。その他ではカビの一種の分類学などを扱う学会にも出たことがありますが、こちらは資金繰りが苦しいようで、研究会と言っても公共宿泊施設のようなところであったり、会社の会議室を借りたりといったものでした。
有馬温泉の研究会では有名な兵衛向陽閣に全員泊まり込み、そこで研究会も開催という豪勢なもので、参加費も結構高かったように思います。もちろん、会社から参加費・交通費等すべて出してもらっての出張ですが、参加許可を得る時の上司の顔は渋かったように思います。
当時は神奈川県からだったので、新幹線で新神戸まで行き、そこから電車を乗り継いで有馬温泉まで向かいました。駅からは徒歩で温泉街を抜けてホテルまで向かったのですが、気分はまったく遊山でした。
こういった宿泊付きの研究会では相部屋が普通なのですが、そのメンバーも主催者側が適当に割り振ることが多く、まったく知らない人と泊まるということが良くありました。それでもすぐに眠れるというのが強みで、あとはいびきをかこうが、知ったことじゃないという姿勢で通しました。

翌日は午前中だけ研究会がありその後は帰るだけだったのですが、同じ経路で帰ってもつまらないと思い、電車を逆方向に乗って三田に出て、そこから福知山線で宝塚を通り大阪に向かいました。あんなに山の中を通るとは思わなかった。びっくりしました。今思えば例の脱線事故の現場も通り、新大阪に到着したのでしょう。

今後できることなら、兵庫県でも山陰側の城崎などに行ってみたいものです。