爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

The Journal 田中良紹さんのブログにも安倍訪米についての記事が

ジャーナリストが共同で作成しているブログサイト「The Journal」にも田中良紹さんが安倍訪米などについての記事を書いています。http://ch.nicovideo.jp/ch711/blomaga/ar795055
(有料のメルマガもあるようですが、無料でも見ることができる範囲のようです)

田中さんは安倍訪米をその祖父の岸信介の58年前の訪米と対比させています。岸訪米は安保条約改定に向けての日本国内鎮静化の期待を含めたもので、今回の安倍に対するものよりはるかに歓待をされたそうです。(大統領とのゴルフ、大リーグ始球式も)
しかし、その後岸は強引な政治姿勢を取った事で国民の多くの反発を買い、さらに自民党の反対勢力も刺激して失脚してしまいました。

田中さんの指摘しているように、「安保法制とTPPでアメリカの思い通りになることで、”日本の安全は守られる”と主張しているだけ」です。「何から守られるかというと中国と北朝鮮からと考えているようだが、アメリカがそうする保証は何もない」ともあります。ここまで「国益」を売り渡した割りには見返りがほとんど不確実というおかしなものです。
オスプレイ配備ではアメリカは早くもやりたい放題の姿勢を見せ出しました。

大阪都構想での橋下失脚についても触れられており、維新の党とのつながりが消えつつあることで安倍政権への影響もあるようです。
祖父のたどった失敗の道を同じように歩くのか、注目されるところです。