爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

北陸新幹線開業間近

3月14日の北陸新幹線開業までわずかとなったということで、テレビでも連日のように北陸地方の紹介番組が流れています。

3年前までわずかな間ですが金沢に居ましたので当地の喜びというものも想像できます。

金沢を離れる時はまだあちこち工事中で、高架橋工事のために国道通行止めなどということも頻発しており多少の不便はありました。

もう5年前になりますが、金沢から東京まで仕事で出かけたことがあります。飛行機の方が速いのですが費用の関係でその時は電車で往復しました。
金沢から特急はくたか北越急行線を経由して越後湯沢へでて、そこから上越新幹線というこれまでの東京金沢間のメインルートでしたが、たしか4時間以上かかったと思います。ちょうど冬の最中で越後湯沢辺りの雪の多さにも驚きました。
北越急行は北陸と東京の間の連絡を目的として作られたので、新幹線開業では相当な影響を被るでしょうが、はくたか廃止の後も快速列車を運行して主に直江津方面からの東京への交通で残っていくようです。頑張って欲しいものです。

小松空港も多くは羽田便の運行でしたので、こちらも影響が大きいでしょう。何度か乗ったことがありますが、特に羽田から小松に向かう便はちょうど日本アルプスの真上を飛ぶのでその眺望は晴れていれば素晴らしいものでした。一度は快晴だったので槍穂高から立山まで一望ということもありました。
便数の減少は避けられないでしょうが、また乗ってみたい路線です。

「新幹線効果」ということがよく言われますが、観光客が増えるということばかり期待していると外れることもありそうです。まず自分たちが利用して便利というところから生活の中に組み入れていくということが必要なのではないかと思います。