栃木県には親戚が住んでいたこともあり幼い頃から何度も行っているところです。また、日光や鬼怒川、湯西川などの観光地にもたびたび行ったこともあり、なじみ深い県といえます。
それぞれに思い出はありますが、小学校の修学旅行で日光に出かけたときのことは半世紀近くが経った今でも懐かしいものです。
当時は神奈川県の湘南地方の小学校はほとんどが同じような日程で日光方面に修学旅行をしていたようです。
あの修学旅行専用の電車に乗ると、普通の駅には停車せずに普段は通らない線路を通り、そのうちに日光駅に着いたものでした。
そこからはバスに乗りいろは坂を登って華厳の滝、中禅寺湖を見て宿に泊まり、翌日は戦場ヶ原まで行ってから帰ったのですが、いろは坂で相次ぐ急カーブで校長先生がなぜか椅子から転げ落ちたという事件がありました。
その後も何度か日光には行ってはいるものの、戦場ヶ原まで足を伸ばしたのはそのとき限りで、だいたい東照宮止まりです。季節は秋たけなわの時期だったのですでに紅葉が始まっていたような記憶があります。
やはり栃木の風景としてはあの戦場ヶ原の景色が第一でしょう。