爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

行ったことのある都道府県 山形県

山形には2回ですが、1回目は秋田に行った高校時代の撮影旅行の終わりに酒田に出て、夜行列車が出るまでのわずかな間に駅周辺を歩き回っただけです。機関庫が道路からも伺えたような覚えがありますが、丸2日の撮影でかなり疲れてしまいもはやあまり動けなかったようです。

2回目は大学卒業間際にスキーツアーに参加して蔵王温泉に言ったという体験です。
大学の4年には卒論研究で研究室に配属され、1年限りですがいろいろと教えてもらいました。卒論のめども立ち就職も決まり、あとちょっとで卒業という時期に研究室の方々とスキーツアーに参加することとなりました。ツアーの主催は研究でも付き合いのあった国立研究所の人々で、大学院生の方にお誘いがあったようで一緒に連れて行ってもらうこととなりました。

東京の研究所から夜にバスで出発し、一晩かけて走って朝には一面の雪景色の中でした。そのような風景は初めての経験でしたが、最初で最後かと思っていたらそれから30年たって北陸生活を体験することになってしまいましたが、それは又の話。
そこからほどなく蔵王温泉に到着し、レンタルのスキーを借りて初めてのスキー経験をしたわけですが、就職も間近でこんな時に怪我もできないという意識が強く、思い切った滑りもできないままちょっと転んだ時に足首を捻ってしまい、その後はあきらめてずっと宿でウイスキーばかり飲んでぶらぶらしていました。

まったく中途半端なスキー体験に終わったわけですが、当時は今のようにカラフルなウェアーがあるわけでもなく、建物も地味なもので、スキー場全体が白黒のイメージでした。
山形は果物なども有名ですが、数少ない私の体験ではスキー場の色彩のないような光景が記憶に残っています。