爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

行ったことのある都道府県 熊本県3

熊本について書いているといつまでたっても終わりそうにないので、印象に残っている風景を挙げて終わりとしたいと思います。

 

初めて熊本に来た当時はそれまで過ごしていた東京都のあまりの差に寂しさを感じ、少しは都会を感じさせる熊本市にたびたび出かけました。東京の雑踏と比べ物にもなりませんが、それでも上通、下通などの繁華街は人通りも多くうきうきさせるものがありました。そのすぐそばのデパートにも良く立ち寄りましたが、今でも残っている鶴屋百貨店よりはこの前閉店してしまった岩田屋伊勢丹(閉店直前は県民百貨店)の方が広々としていて好きでした。そこから見る熊本城もすっきりとしていて良い風景と思いました。

 

国道3号線も八代を過ぎると一気に交通量が少なくなり、三太郎越えと言う3つの峠を越えるあたりはローカル臭が強く感じられます。(高速の開通でかなり車の流れも変わってしまいまいた)

その中でも田浦から海浦に抜ける道はトンネルで抜けるようになっていたのですが、熊本側から行くとトンネルを出て開けた景色が入り江の風景で、それまでが暗い(照明が悪い)トンネルだったのでより明るく見えたものでした。

 

八代から人吉に向かう道は今は高速が普通ですが開通前は球磨川沿いの国道でした。

川沿いのぎりぎりを道が通り、ほとんど平地もなく山が迫った渓谷をくねくねとカーブで登っていくのですが、人吉の手前でパッと開け広々とした盆地に入ります。そこからさらに人吉市を過ぎて球磨郡に入るとさらに視界が開け山々に囲まれた静かな農村風景になります。それが昔から慣れ親しんだ中部地方の山里のようで懐かしく感じました。

 

最後に、熊本県でもこれまで行ったことのない地域を挙げておきます。

小国町・南小国町の黒川温泉、杖立温泉など。阿蘇から北にはなかなか行く機会もないのですが、それでもやまなみハイウェイを通って湯布院の方へは何度か行っています。しかし小国方面には一度も入ったことがありません。

五木・五家荘。一応五家荘も市町村合併で同じ市内に入っているのですが、入り口のあたりまで入っただけです。新緑や紅葉の時期は観光客も多いらしいのですが、山道で運転が大変ということもあり、見たことがありません。

天草西海岸。天草市の本渡周辺までは行ったことがありますがその先は結構距離がありまだ未踏破です。下田温泉や大江天主堂・崎津天主堂など観光スポットもいろいろとあり行ってみたいところです。

 

若い頃は夏の蒸し暑さに耐え切れない思いをしたのですが、年を取り体内の代謝活動が衰えたのか、それほど暑さも感じなくなりました。台風の直撃だけは恐怖を覚えますが、暮らしやすいところです。まあ楽しんで過ごしていきましょうか。