爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

”賀茂川耕助のブログ”を読んで No.1128人文社会系学部の廃止

政権はあれこれひっくり返したいのでしょうか。大学関係では非常に大きな問題になっている人文系学部を廃止し理系学部に注力すべしというような政府通達について賀茂川さんが語っています。

No. 1128 人文社会系学部の廃止 | 耕助のブログ

 

ただし、政府側はあれこれと通達の「真意」などについての言い訳もしておりどこに真実があるか難しいところのようです。

6月8日に文科相通知として出された文面を読めば人文社会系学部は改廃し理系注力と読めるようなのですが、それに反応してマスコミや評論家などが反撃し始めたのを見て弁解に努めています。

また、政府応援団の一部マスゴミも誤解をした連中を非難するかのような論点ずらしも行っています。

賀茂川さんはストレートに政府姿勢を批判しておられます。まあその辺が正しいところでしょうか。

 

どうせ政府批判などをするのは大学文系出身者ばかりで、技術しか頭にない理系バカを量産するほうが政府安心ということだということですが、あまりにも底の浅い認識であり、普通ならまさかそんなことを政府が言い出すとは信じがたいところですが、現政権を見れば不思議はないとも感じてしまいます。

それにしてもよく次から次へと出てくるものです。どうしても総理の焦りのようなものを感じてしまいます。自分でももはやアベノミクスのごまかしも後がないということを自覚しているのでしょうか。