爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

太陽光発電で危険性、環境破壊

今朝のテレビを見ていましたらニュースの中で太陽光発電での問題点発生について報じていました。

この3年で自然エネルギー(どこが”自然”だと思うのですが、その点についてはここでは触れません)が2倍、特に太陽光発電は5倍に増加してのですが、特に最近あちこちで台風や突風でパネルが吹き飛ばされ周囲の民家に被害を与えるといった事故が相次いでいるそうです。

 

さらに山林を切り開いての発電所造成が多く、土砂の流出や崩落の危険性も出てきているようです。そういえばこの前の茨城での河川氾濫も太陽光発電所の造成が関係しているという話もありました。

 

番組によれば、太陽光発電パネル設置が建物の屋上などの場合は電気事業法に加え建築基準法の規制も受けるものの、屋外に置かれた場合は電気事業法だけの規制であるため周囲への悪影響を避けるといった面の条件も備えていないものが多く、事実上野放し状態だそうです。

山梨県の例が報じられていましたが、斜面の補強もしないままの設置ですぐ下に民家があるにもかかわらず何の対処もしないために大雨が降ると土砂被害も予想できるとか。

 

自然エネルギー推進といううわべだけの美名に隠れ言語道断の環境破壊が進んでいるようです。大変な被害が出る前に手を打たなければ犠牲者も出るかもしれません。

 

住宅屋上の設置は一応建築基準法準拠ということですが、どう見てもいい加減な作りのものもあるようです。

当地ではこの夏久しぶりに台風直撃で風速40m/s以上の最大瞬間風速を記録し屋根の瓦も飛んだ家が多かったのですが、幸いにも台風が速度を上げて通り過ぎたために時間が短くひどい被害は避けられました。しかし同じくらいの風速でも何時間も続けば相当な被害が出る危険性はあります。

そこに太陽光パネルの飛散まで重なれば大きな被害が出るでしょう。

我が家の南隣の家にも屋根いっぱいにパネルが載せられています。飛んで来たらと思うと恐ろしい思いがします。