賀茂川耕助のブログでは経済政策についての批判もされており、アベノミクスも槍玉に上がっています。No.1037 破綻早めるアベノミクス、No.1051 アベノミクスの姿 その他の記事で取り上げられていますが、株価を上げる政策でそれが周囲の人々までおこぼれが流れる(トリクルダウン)などと言っていますがそんな保障はどこにもなく、結局物価が上がるだけで賃金は上がらず、地方や中小企業は苦しくなるばかり、正規社員の首は切って非正規社員ばかりにするという政策とともに企業ばかりが強くなり、一般国民は塗炭の苦しみを味わうばかりになるようです。
これも私も前から主張していたとおりで、誠にごもっとも至極です。
トリクルダウンというのは、以前にも別の経済書で読んだことがありますが、ほとんどその実現性は乏しいものでそんなものを期待して政策を遂行するのは無理だそうです。もちろん、それは単なるごまかしで、実際は「株価を上げ、真の自分たちの支持者(大企業と資産家)を儲けさせる」というのが、彼ら政府担当者の本音でしょうから、それはまさに実現させているわけです。
それに気付かず、騙されたまま選挙で投票する(大企業にも関係なく資産家でもない)有権者の間抜けさが際立つばかりなんでしょう。
2020年の東京オリンピックもアベノミクスの第4の矢になると通産相が発言したとか、賀茂川さんも特段それについての発言もしていませんが、もうあきれ返って何も言う気もなくされたのかもしれません。