当方(九州の片田舎)ではほとんど報道も無かったので気がつかなかったのですが、静岡市の安倍川花火大会の露店で「冷やしきゅうり」を食べた人でO157大腸菌による食中毒の被害が大規模に出ているそうです。
行事の臨時営業で生ものは駄目だろうと思いましたが、やはり「モグリ」だったようで、保健所では申請されても許可は出来ないと言っているそうですが、勝手にやったようです。
露店業者の営業と、業者以外の関係者による臨時出店に関わらず、刺身や生クリームなどの生ものの販売はできませんが、当然生野菜類も不可です。
揚げ物、焼き物などを現場でやる場合でも下ごしらえはきちんとした調理施設で行ない、最後の加熱調理のみができるだけです。
このような行為をした悪質業者、また実効ある取締りのできない行政というものに対する批判は多いでしょうが、消費者ももうちょっと注意できないでしょうか。
「生もの」嗜好があまりにも強すぎる日本人はそれらによる食中毒の危険に常にさらされていますが、その認識は極めて低いようです。
生レバーの危険性は繰り返し言われていますが、相変わらず食べたいと言う要望が強いようです。また、鶏肉の生食も危険性が高いにもかかわらず、堂々と営業しているところが多いようです。
生食嗜好は常に危険と隣り合わせということを再認識して欲しいものです。