爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「ビリヤードを100倍楽しむ本」袴田宜伸著

ビリヤードというものはほとんどやったこともないのですが、ビリヤードライターという袴田さんが書かれた本を読んでみました。

大正生れの私の父親は若い頃にはビリヤードをやったこともあったようですが、最近都会の一部ではプールバーなどというものもあったようですが、まずほとんど触れたことがあるという人もいないでしょう。
テレビの番組でいわゆる「曲球」というものは見たことがありますが、まともなゲームの中継などというものはあったような記憶はありません。映画の中(それも一時代前の場面)ぐらいでしかなかったように思います。

球を突いてジャンプさせたり、打って途中からバックしてくるような球だったりと、技術は相当奥深いのは想像ができますが、そもそもゲームのルールも良く分からないので、なぜそのような技術があるのかも理解困難です。
父から聞いた話では昔は「四つだま」といったポケットがなく順番に当てた回数を数えると言うゲームだったようですが、本書にあるように最近ではナインボールという球に書かれたナンバーの順番どおりにポケットに落としていくゲームが主流だそうです。
したがって、打って良い手球から見てどうしても当てることができない位置に次の的球があると言う状況が頻繁に起きるようで、そのあたりでジャンプボールなどの技の出番も有得るし、また相手に不利なように球を置く技術というものが必要になるのだとか。

まあ、この本を読んだからといって実際にビリヤードをやってみるということにはまずならないでしょうが、いろいろな世界があるものです。