今日の毎日新聞に元衆議院議員の与謝野馨さんに聞いたというアベノミクス評が載っています。
金融緩和はアメリカと同じ政策で、緩めても金を貸す相手が居ない。
財政出動は従来型政策でたいした効き目はない。
成長戦略が一番重要だが、この20年いろいろ探しまくってきたが見つかっていない。
現在の株価上昇はあれだけ金を使ったからあがらない方がおかしいが、外国投機筋が離れればすぐに終わる。
それよりも国内の格差拡大をどうにかしなければいけない。
これまでもやもやと考えていたことも、与謝野さんの解説を見ると一発ですっきりします。まさにそのとおりでしょう。
それよりも、この見せ掛け政策で人気を集め選挙で勝ったことで何をやっているかが問題です。国民の目がくらんでいる間に自分のやりたいことをやってしまおうという意図が見え見えだと思うのですが、ほとんどの人には見えていないのが不思議です。