爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

教育論「リーダーシップ」

ちょっと外れるかもしれませんが、今日の新聞から。
リーダーシップと言うのは必ずしも組織のトップに必要なだけでなく、社会のあらゆる場所で生まれる人と人とのつながりの中で、人間関係をスムーズに進めるために必要なものだそうです。

よく見る風景ですが、電車などが不通になって急遽駅前からタクシーを使わなければならなくなった時に、日本では皆何も言わずにじっと待っているだけで、車が来ると1台に1人ずつ乗っていくそうですが、ヨーロッパなどでは自然に乗り合いの声が上がり、見ず知らずの人でもちゃんとぎりぎりまで乗り込んで効率的に進むそうです。
このような動きには頼まれなくても人を動かそうとする「リーダーシップ」がある人が居なければなりません。
確かに日本にはこういった時に余計な口を出すより黙ってじっとしていた方が得という風潮があるのかもしれません。

新聞での論旨では、このようなリーダーシップというものはなかなか自然には身に付くものではなく、教育の場での養成が必要になると言うものです。これも頷かせるものです。

そう考えていくと、教育の場でやらなければならないことは相当多いのではないかと思います。