爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

教育論「学校で能力アップ、特に英語力」

考えながら書いていますので、論旨の乱れや重複等、自分でも嫌なくらいあるようですが、そのうちまとめます。とりあえずうわ言のようになりますが、お許しください。

就職率抜群の大学として有名な大学(主に地方の小規模大学)があります。すべて英語の授業とか、留学生が多くて英語でコミュニケーションとか、そういった手法で”グローバル人材”を作って企業に送り込むと言うもののようです。先行組の成功?に触発され似たようなことを始めた学校も多いようです。

これは能力として挙げた中でも、英語力とコミュニケーション力に特化して教育すると言うものでしょう。
こういった人材に何を期待するのでしょうか。海外との事業の調整役?連絡係?
どうもオールマイティーの人材とは考え難いように感じます。

いろいろな職業がありますので、必要な能力にも様々な面がありますが、「自分の頭でとことん考え尽くす能力」というのが欲しいですね。
この能力は当然のことながら、理系の研究者には必須ですが、実はそういった人々だけでなく、例えば政治家・官僚、大企業の中枢部門などでも必要だと思います。(現実のそういった立場の人々が皆持っているとは思っていませんが)

こういった能力は学校の教育で付けられるのでしょうか。
これは実はほとんど失敗に終わったものが多いように考えられていますが、ゆとり教育の総合的な学習と言うものが本当に機能していれば少しはためになったかもしれないと思います。
それ以外の”詰め込み教育”では期待できないように思いますが。