爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「アホな客」お客様行動研究会編

接客業で困りもののアホな客というものの話は良く聞きますが、これはそういったものを担当者側からの聞き書きという形で面白おかしく並べたもので、まあ気楽な読み物です。

それにしてもどの程度本当の話かも分かりませんが、話半分でもひどいものです。かなりの程度までは客の言うことは聞いてしまうという接客業の態度が問題なんでしょうが、ほとんど犯罪行為(恐喝など)も野放しのようで、このままで良いのかどうか疑問を感じます。

それでも店の側は何も言えないのかもしれませんが、文中にあるように、周りの別の客が思い切って抗議すると、あっさりと逃げ出すようです。店の人間は何も言えないのを見越して勝手なことを言うような卑怯な人間で、それ以外の人間が関わってくるとすぐに逃げ出すのでしょう。つくづく、日本人というものが腐って来てしまったということを感じます。