爽風上々のブログ

熊本の片田舎に住むリタイア読書人がその時々の心に触れたものを書き散らしています。読んだ本の感想がメインですが(読書記録)、エネルギー問題、食品問題など、また政治経済・環境問題など興味のあるものには触れていきます。

「飛行機の操縦」坂井優基著

飛行機パイロットを長く務め、また操縦の教官として多くの操縦士を育てたと言う坂井さんが飛行機操縦の実際を細かく説明したものです。
おおまかなところはこれまでにも聞いたことはありましたが、それをはるかに越える詳しい内容でした。

コンピュータのフライトシミュレータと言うソフトなどで真似事をしたこともありますが、実際はそれよりもはるかに複雑で微妙な操縦を必要とするようで、着陸時にも機体が斜めを向いている場合もあるとか、少し傾ける場合もあるとか、滑走路の中心を走ると埋め込みのライトのケースがあるのでがたがたと振動するので少し中心ははずすとか、結構面白い話が続出です。

また飛行機に乗るときが楽しみです。