久し振りに読書記録以外の記事を。
メタンハイドレートの試掘をしたと言うニュースが頻繁に流れてきます。予定より早く終わったようですが。
これを流すのに、「明るいニュースです」などと言っているアナウンサーも居ますが、本当にそうでしょうか。
海底数千mまでパイプを下ろしてさらに掘り進み目的物を吸いだすという普通に考えれば金やプラチナなどならまだやる気は出るかもしれないけれど、大した金にもならないものに掛けられる手間ではないはずです。
さすがに素人にも分かるそういう問題点には、「現在はまだコストが合わないが技術開発でコスト削減が期待される」などと期待を持たせるようなことを続けています。
本当にそんなことができるのでしょうか。
特にコンピュータなどの情報通信分野での技術の発展が目覚しいために、科学技術の進歩は数百倍、数千倍の発展も可能なような錯覚を覚えさせる点もあります。しかし、科学技術も分野によっては非常に進歩が遅々として進まないものもあります。
それを故意に混同させ、この分野でも技術進歩すれば・・・と思わせるような詐欺的手法を使って何をしたいのでしょうか。