ニュースサイトで読む: https://mainichi.jp/articles/20170416/ddm/002/070/049000c#csidxa738bf4048be7818b1eb12e54f34318
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毎日新聞の「時代の風」欄に日本総合研究所の藻谷さんが書かれていることです。
(あまり読んでいる人は少ないかもしれません。うちは毎日新聞購読なもので)
https://mainichi.jp/articles/20170416/ddm/002/070/049000c
上記記事は読みにくいようなので文章引用しておきますが、
「支持率はなぜ下がらないのか。昨年7月31日付の当欄で筆者は、いわゆる「中国の脅威」論が、中国への対抗心を隠さない安倍政権の浮揚のエンジンになっていることを指摘した。そこに北朝鮮のミサイル問題も加わって、「国際的な緊張が高まる中、大阪のささいな事案で国会を空転させるのはけしからん」というような声がネットなどで目立つ。」
つまり、北朝鮮や中国による危機が強まったという雰囲気を強調することによって、アメリカ隷従の自政権のみがそれに対処できるという方向に国民の意識を持っていこうとしているということです。
これまで、安倍政権の支持率アップはアベノミクスという詐欺的経済政策でもたらされたものだということを、このブログでは(政権当初より)繰り返し強調してきました。
したがって、その詐欺効果が薄れればさすがに欲の皮の突っ張った国民たちも(そうだからこそ)目が覚めるだろうと予測してきましたが、すでに経済効果はほとんど消えているにも関わらず、劇的な政権支持率降下は見えてきません。
おかしいなと思いつつもその原因が思い当たらなかったものが、この藻谷さんの記事ではっきり理解できました。
これまでも不人気政権の支持率アップに世界中でしばしば使い続けられている手垢のついたような手法でした。
やはり、ご本人たちもあのような経済政策(とも言えないお粗末政策)でいつまでもごまかせるとは思っていなかったのでしょう。だからこそ、中国や北朝鮮の脅威というものを常にアピールし続けていたんですね。
そして、おめでたい国民の皆さんは誠に遺憾ながら簡単にその手に乗ってしまいました。
藻谷さんの記事にも以下のように記されています。
「それはともかく政権を擁護したい側は、ここぞとばかり中国や北朝鮮の脅威をあおっている。中でも最近ネットで見て仰天したのは著名右派論客の”中国が日本を本気で取りに来ているのは誰の目からも明らかでしょう”という発言だ」
このような危険性を強調し政府の問題点から目をそらさせようとする行為が頻発しています。
もともと人気もなかったトランプ政権がさらに地に落ちようとしているなかで、外に目を向けさせようとするアメリカ軍の愚行が続いています。
それに日本の政権も同調し、不安をあおって政権延命を図っています。
アメリカは何もなければ4年は我慢してもらわなければいけませんが、日本はすぐにでもこのような危険な首相は放逐することができます。
それを為すためには、森友学園疑惑などに関わっている暇はありません。もっと根本的な政権の不公正を問題にしなければ。
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それはともかく政権を擁護したい側は、ここぞとばかり中国や北朝鮮の脅威をあおっている。中でも最近ネットで見て仰天したのは著名右派論客の「中国が日本を本気で取りに来ているのは、誰の目にも明らかでしょう」という発言だ。「日本」は尖閣諸島限定ではなく沖縄や日本本土を含んでいるようだったし、「取りに来ている」も不動産買い占めなどの話ではなく「軍事的な侵略」の意味らしい。
だが現代は、
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